エンジンオイルの交換時期

エンジンオイルは「ハーレーの血液」と言えるくらい大切なものです。
消耗品ですので、いつも新鮮な状態に保つためには、定期的な交換を心がける必要があります。  

交換時期の目安としては「走行距離にして、3000キロを目安に」「頻繁に走行する人で、3ヶ月に1回」「走行しなかった場合でも、6ヶ月に1回」と言われています。  

ハーレーのエンジンは、走行すれば高温になりますし、金属同士の摩擦によって金属粉が生じたり、燃料の燃焼によってカーボンの粒子が生じたりしますので、エンジンオイルにはそれらの汚れが貯まっています。
高温による劣化や汚れの限界が来る前に、交換することが大事なのです。  

では「走行しなくても交換が必要」な理由はなぜでしょうか?
たとえ走行していなくても、気象条件により、エンジンオイルが劣化するのは避けられないからです。  

冬場の寒冷な気候のもとでは、エンジンオイルと水分が混じってしまう傾向があり、逆に夏場はエンジンをかけなくても、外気温が高くなりますので、エンジンオイルが劣化してしまうのです。
このため、夏を越えた頃、冬を越えた頃にエンジンオイルを交換するのが良いとされています。